2012年12月20日
尾道「転校生」
今更ながら「転校生」を観ました。
大林宣彦監督。
尾美としのり、小林聡美主演の映画。
小林聡美さんがキュートでチャーミング!
尾美としのりさんもキュートでチャーミング♪
(もはやネタバレも何も無いかなとは思いますが、未見の方がいらした場合のために。
遠慮無く内容について触れていますので、ご注意を)
この作品を観ていて、いろいろジェネレーションギャップを感じました。
女の子は控えめで、おしとやかに。
男の子はべそべそ泣かず、しゃんとしろ!
とか。
女の子が寝るときはネグリジェとか。
(パジャマじゃダメですか?汗)
髪をブラッシングするときには専用のケープがあったりとか。
一美(小林聡美)には、「女の子」に対する「夢」が盛り込まれていた気がします。
私は、小林聡美さんも尾美としのりさんも好き。
尾美さんを初めて認知したのは「鬼平」です。
あれで初めて名前を覚えたんですが、良いお芝居をされる方です。
お話の中のスパイス的な存在だと思います。
「転校生」では陰陽の陰の部分を担っていた気がします。小林聡美さんが「陽」で。
小林聡美さんは「かもめ食堂」で惚れ込んだかも。この方の芯がブレないお芝居が好きなんです。
いったい何で知ったのかもはや忘れましたが、小林聡美さんがこの「転校生」で脱いだと知り、「そりゃあ観なきゃ!!」ということで、チェックしたんです、この作品。
まあ、なんて不純な動機!笑!
ようやく観た感想は「スゴい!」でした。
尾美さんの女の子の仕草、小林さんの男の子の仕草。
それらのイヤミなく、かつ可愛らしさがあるお芝居に、尾美さんと小林さん、本当に入れ替わっちゃったんじゃないの!?って思うぐらい。
もう、どんどん尾美さんが可愛く見えて、仕方ありませんでした。
反対に、小林さんは頼もしくて。(何も考えてないだろう?って感じにも見える。)
あと小林さんの脱ぎっぷりも。
意外に結構、胸をさらしてますね。ビックリしました。
(さぞかし覚悟を決めて、この作品に臨んだんだろうなと思いました。)
会話に「性」を感じさせるものはあるけれど、それも青春映画の青臭さですね。
男の子同士の会話が、中学生の設定のわりに小学生レベルだなと思ったら・・・原作は、小学生の設定なんですね。
だからかな? そのあたりは、年齢設定を上げたぶん、改変しなかったのかな?
でも、最後にもとの体に戻ったときに、男の子が「立ちションする!」はまだしも、それを女の子が「見ててあげる!」はどうなんだ。笑
あと「さよなら、あたし」「さよなら、オレ」はこの作品における名台詞だと思う。
なんだか、じーんとしてしまった。
それと、最後の最後。
走りやめた小林さんがくるりと歩いて帰ろうとし、またくるりと振り向く、あの可愛らしさ!
あれはやられる。
私はやられた。笑。
番外で、一夫(尾美としのり)の母親がちょっと強烈でした。笑
恐るべし、樹木希林さん。
「転校生」は、確かに良質な作品で、今観ても色あせない「何か」がある映画だなと思いました。
また気が向いたら、違う作品を観てみようと思います。
え? 今さら!? っていうようなのを。笑
大林宣彦監督。
尾美としのり、小林聡美主演の映画。
小林聡美さんがキュートでチャーミング!
尾美としのりさんもキュートでチャーミング♪
(もはやネタバレも何も無いかなとは思いますが、未見の方がいらした場合のために。
遠慮無く内容について触れていますので、ご注意を)
この作品を観ていて、いろいろジェネレーションギャップを感じました。
女の子は控えめで、おしとやかに。
男の子はべそべそ泣かず、しゃんとしろ!
とか。
女の子が寝るときはネグリジェとか。
(パジャマじゃダメですか?汗)
髪をブラッシングするときには専用のケープがあったりとか。
一美(小林聡美)には、「女の子」に対する「夢」が盛り込まれていた気がします。
私は、小林聡美さんも尾美としのりさんも好き。
尾美さんを初めて認知したのは「鬼平」です。
あれで初めて名前を覚えたんですが、良いお芝居をされる方です。
お話の中のスパイス的な存在だと思います。
「転校生」では陰陽の陰の部分を担っていた気がします。小林聡美さんが「陽」で。
小林聡美さんは「かもめ食堂」で惚れ込んだかも。この方の芯がブレないお芝居が好きなんです。
いったい何で知ったのかもはや忘れましたが、小林聡美さんがこの「転校生」で脱いだと知り、「そりゃあ観なきゃ!!」ということで、チェックしたんです、この作品。
まあ、なんて不純な動機!笑!
ようやく観た感想は「スゴい!」でした。
尾美さんの女の子の仕草、小林さんの男の子の仕草。
それらのイヤミなく、かつ可愛らしさがあるお芝居に、尾美さんと小林さん、本当に入れ替わっちゃったんじゃないの!?って思うぐらい。
もう、どんどん尾美さんが可愛く見えて、仕方ありませんでした。
反対に、小林さんは頼もしくて。(何も考えてないだろう?って感じにも見える。)
あと小林さんの脱ぎっぷりも。
意外に結構、胸をさらしてますね。ビックリしました。
(さぞかし覚悟を決めて、この作品に臨んだんだろうなと思いました。)
会話に「性」を感じさせるものはあるけれど、それも青春映画の青臭さですね。
男の子同士の会話が、中学生の設定のわりに小学生レベルだなと思ったら・・・原作は、小学生の設定なんですね。
だからかな? そのあたりは、年齢設定を上げたぶん、改変しなかったのかな?
でも、最後にもとの体に戻ったときに、男の子が「立ちションする!」はまだしも、それを女の子が「見ててあげる!」はどうなんだ。笑
あと「さよなら、あたし」「さよなら、オレ」はこの作品における名台詞だと思う。
なんだか、じーんとしてしまった。
それと、最後の最後。
走りやめた小林さんがくるりと歩いて帰ろうとし、またくるりと振り向く、あの可愛らしさ!
あれはやられる。
私はやられた。笑。
番外で、一夫(尾美としのり)の母親がちょっと強烈でした。笑
恐るべし、樹木希林さん。
「転校生」は、確かに良質な作品で、今観ても色あせない「何か」がある映画だなと思いました。
また気が向いたら、違う作品を観てみようと思います。
え? 今さら!? っていうようなのを。笑
Posted by 夜更 at 02:07│Comments(7)
この記事へのコメント
更新待ってましたよー♡
ただ見たことない作品なので気の利いたコメは相変わらず出来ないのですが
小林聡美さん私も好きです。
かもめ食堂でファンになりました。
個性的で飾らないところが魅力ですよね
ただ見たことない作品なので気の利いたコメは相変わらず出来ないのですが
小林聡美さん私も好きです。
かもめ食堂でファンになりました。
個性的で飾らないところが魅力ですよね
Posted by 片桐 at 2012年12月20日 09:00
片桐さん
コメント、ありがとうございます。
待っていてくださったとは、もったいないお言葉です。
ありがとうございます。
片桐さんも「かもめ食堂」お好きですか。良い作品ですよね!
小林さんが出てると思うと、ついアンテナを張ってしまうようになりました。笑
コメント、ありがとうございます。
待っていてくださったとは、もったいないお言葉です。
ありがとうございます。
片桐さんも「かもめ食堂」お好きですか。良い作品ですよね!
小林さんが出てると思うと、ついアンテナを張ってしまうようになりました。笑
Posted by 夜更
at 2012年12月20日 19:46

「転校生」、イイ映画ですよね。
ストーリーもそうなんですが、あの尾道の景色の数々が脚本以上に物語を語っているように思います。
そういえば、大林監督がこの作品をセルフリメイクした「転校生さよならあなた」はご覧になりました?
長野市が舞台で、見知った景色がたくさん出てくるんですが、そっちに目が奪われてしまって、なかなか冷静に見れませんでした(^ ^;)
でも、こちらも良い作品でしたよ♪
ストーリーもそうなんですが、あの尾道の景色の数々が脚本以上に物語を語っているように思います。
そういえば、大林監督がこの作品をセルフリメイクした「転校生さよならあなた」はご覧になりました?
長野市が舞台で、見知った景色がたくさん出てくるんですが、そっちに目が奪われてしまって、なかなか冷静に見れませんでした(^ ^;)
でも、こちらも良い作品でしたよ♪
Posted by miroku
at 2012年12月21日 22:21

ミロクさん
コメントありがとうございます。
そうですね。あの尾道の景色が活きていますよね。
あの場所だからこその雰囲気がある気がします。
セルフリメイクした作品は、残念ながら観てないんですが、そちらも良い作品ですか~。
長野版転校生も観てみようと思います♪
コメントありがとうございます。
そうですね。あの尾道の景色が活きていますよね。
あの場所だからこその雰囲気がある気がします。
セルフリメイクした作品は、残念ながら観てないんですが、そちらも良い作品ですか~。
長野版転校生も観てみようと思います♪
Posted by 夜更 at 2012年12月22日 17:06
この映画は丁度、多感な時期に見まして小林聡美さんの
衝撃にヤラレテしまい当時は中身なぞ何にも覚えて無くて。。。。
最近BSで見ましたが今となっては懐かしい思いがこみ上げてきました。
当時の中学生ってあんなもんだったような気がしますね。
尾道の景色も良いし、改めていい映画だったんだなぁって思いましたよ♪
衝撃にヤラレテしまい当時は中身なぞ何にも覚えて無くて。。。。
最近BSで見ましたが今となっては懐かしい思いがこみ上げてきました。
当時の中学生ってあんなもんだったような気がしますね。
尾道の景色も良いし、改めていい映画だったんだなぁって思いましたよ♪
Posted by おやきわだ
at 2012年12月23日 10:13

おやきわださん
コメントありがとうございます。
衝撃的ですよね~、この作品の小林聡美さん。
>当時の中学生ってあんなもんだったような気がしますね。
では、けっこうリアルなんですね。
からかうにしても、ちょっとやりすぎじゃないかと引っかかっていたので。笑
衝撃的なシーンもありますが、景色、お話、役者さんといい映画でしたね。
後味いいところがまた好きです♪
コメントありがとうございます。
衝撃的ですよね~、この作品の小林聡美さん。
>当時の中学生ってあんなもんだったような気がしますね。
では、けっこうリアルなんですね。
からかうにしても、ちょっとやりすぎじゃないかと引っかかっていたので。笑
衝撃的なシーンもありますが、景色、お話、役者さんといい映画でしたね。
後味いいところがまた好きです♪
Posted by 夜更 at 2012年12月23日 17:51
長野版転校生より尾道の転校生がいいですね。私たちが丁度中学生の頃だったので嵌まりました。男の子が女の子に女の子が男の子にてんやわんやの騒動は予想していました。
天満宮で転げ落ちた後、男の子になった一美は気づかず階段を上がっていき、女の子になった一夫は踏切を渡り自分の家へ、スカートを穿いていることさえ気が付かず、テーブルの椎茸をつまみ食いし自分の部屋に上がりブラウスのボタンを外し胸を晒すとブラジャーで気が付きおっぱいがあることにビックリ!! スカートに手を突っ込んだら有るもの無いのだ。慌てて自転車で一美の家へ、無我夢中で商店街の歩行者から怒鳴られるのも分からず、一美の家に着くと俺になった一美がワンワン泣いていた。一夫もさすがに気色悪くなり、一美を突飛ばし一美の母親に引っ張叩かれるわ初盤から波乱でしたね。一夫は仕方なく一美の家で過ごさなければならなくなった。電話が
鳴り出ると一美だったオカマ声でモジモジして
「体が変なの、あれって形変わるのね…… だっておしっこした後、紙で拭いたら形がかわって……」
男の子のおしっこに戸惑う一美が色ぽっかった。
自室でスカートが捲れ白いパンツ丸出し股をおぴっろげベッドに大の字になり一美の母親に文句を言われる。それから一美になった一夫はブラジャーの付け方や女物のパンツに戸惑うし、しゃがんでのおしっこや生理を体験するし、一夫になった一美は男の子の生活、男子便所で立ち小便するクラスメイトに目のやり場に困る毎日、毎朝の現象や体育の時の上半身裸に戸惑ってしまうし、クラスの悪がき共に無理矢理裸にされ登校拒否になるなど……
こうしているうちに一夫の転校が迫ってくる。二人の家出、瀬戸内海の小さな旅館で一晩過ごす、戻れない覚悟を決め眠れない一夜、早朝、旅館から家出少年少女がいると通報を受けお巡りさんが来る隠れた二人がそおっとフェリー乗り場に行く。
踏切を渡り入れ替わった神社に向かう。女の子の一夫が小便がしたくなり草むらへ、男の子の一美は自殺を決め踏切へ、ジーンズのチャックを閉め一美の自殺に気づき慌てて一美に行くと転げ落ちた。気が付くと一夫は声が低かった。一美も
「ぶってぶって!!」
かん高い声、二人共戻っていた。確かめようと背中合わせに一夫は胸をさわり
「ない、無くなってる」
ジーンズの中に手を入れ
「ある、ついている!!」
男の子のしるしがついている事に喜び、一美は胸をさわり
「ある、あるわ!!」
ジーンズの中に手を入れ
「ない、無くなっているわ!!」
戻った事に二人抱き合って喜び
「一美、お前の事が好きだ!!」
「一夫ちゃん、あたしもよ」
一夫は小便がしたくなり、
「俺、立ちションベンする」
一美に背中を向けジーンズのチャックを開けしるしを出し放尿するシーン。長野版転校生にはなかったですね。今なら放映禁止でしょ。しるしをプルンプルンさせジーンズにしまいこみチャックを閉め。
「あたしん家に帰るわ!!」
「俺も!!」
今までの出来事がないみたい表現は大林監督の天才としか言いようがありませんね。
天満宮で転げ落ちた後、男の子になった一美は気づかず階段を上がっていき、女の子になった一夫は踏切を渡り自分の家へ、スカートを穿いていることさえ気が付かず、テーブルの椎茸をつまみ食いし自分の部屋に上がりブラウスのボタンを外し胸を晒すとブラジャーで気が付きおっぱいがあることにビックリ!! スカートに手を突っ込んだら有るもの無いのだ。慌てて自転車で一美の家へ、無我夢中で商店街の歩行者から怒鳴られるのも分からず、一美の家に着くと俺になった一美がワンワン泣いていた。一夫もさすがに気色悪くなり、一美を突飛ばし一美の母親に引っ張叩かれるわ初盤から波乱でしたね。一夫は仕方なく一美の家で過ごさなければならなくなった。電話が
鳴り出ると一美だったオカマ声でモジモジして
「体が変なの、あれって形変わるのね…… だっておしっこした後、紙で拭いたら形がかわって……」
男の子のおしっこに戸惑う一美が色ぽっかった。
自室でスカートが捲れ白いパンツ丸出し股をおぴっろげベッドに大の字になり一美の母親に文句を言われる。それから一美になった一夫はブラジャーの付け方や女物のパンツに戸惑うし、しゃがんでのおしっこや生理を体験するし、一夫になった一美は男の子の生活、男子便所で立ち小便するクラスメイトに目のやり場に困る毎日、毎朝の現象や体育の時の上半身裸に戸惑ってしまうし、クラスの悪がき共に無理矢理裸にされ登校拒否になるなど……
こうしているうちに一夫の転校が迫ってくる。二人の家出、瀬戸内海の小さな旅館で一晩過ごす、戻れない覚悟を決め眠れない一夜、早朝、旅館から家出少年少女がいると通報を受けお巡りさんが来る隠れた二人がそおっとフェリー乗り場に行く。
踏切を渡り入れ替わった神社に向かう。女の子の一夫が小便がしたくなり草むらへ、男の子の一美は自殺を決め踏切へ、ジーンズのチャックを閉め一美の自殺に気づき慌てて一美に行くと転げ落ちた。気が付くと一夫は声が低かった。一美も
「ぶってぶって!!」
かん高い声、二人共戻っていた。確かめようと背中合わせに一夫は胸をさわり
「ない、無くなってる」
ジーンズの中に手を入れ
「ある、ついている!!」
男の子のしるしがついている事に喜び、一美は胸をさわり
「ある、あるわ!!」
ジーンズの中に手を入れ
「ない、無くなっているわ!!」
戻った事に二人抱き合って喜び
「一美、お前の事が好きだ!!」
「一夫ちゃん、あたしもよ」
一夫は小便がしたくなり、
「俺、立ちションベンする」
一美に背中を向けジーンズのチャックを開けしるしを出し放尿するシーン。長野版転校生にはなかったですね。今なら放映禁止でしょ。しるしをプルンプルンさせジーンズにしまいこみチャックを閉め。
「あたしん家に帰るわ!!」
「俺も!!」
今までの出来事がないみたい表現は大林監督の天才としか言いようがありませんね。
Posted by キジトラ at 2016年02月27日 13:56
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |