2014年08月17日
マダム イン ニューヨーク
「マダム イン ニューヨーク」
公式サイト
http://madame.ayapro.ne.jp/
・あらすじ・
シャシ(シュリデヴィ)は、2人の子どもと多忙なビジネスマンの夫サティシュ(アディル・フセイン)のために尽くすインドのごく普通の主婦。
“ラドゥ”というお菓子を贈答用に販売するほど料理上手な彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫からは対等に扱われず、年頃の娘は学校の三者面談に来ることも恥ずかしがる始末。事あるごとに家族にからかわれて傷つき、やり場のない不満を抱えていた。
そんな彼女にある日、ニューヨークに暮らす姉のマヌ(スジャーター・クマール)から、姪の結婚式を手伝ってほしいとの連絡が入る。
家族より一足先に1人でニューヨークへ行くことになったシャシだったが、英語ができないためにカフェでコーヒーすら注文できず、店内をパニックに陥らせてしまう。
打ちひしがれた彼女の目に飛び込んできたのは、“4週間で英語が話せる”という英会話学校の広告だった。家族はもちろん、マヌたちにも内緒で通学する決意を固めるシャシ。
学校では、世界中から集まった英語が話せない生徒たちと出会うが、その中には、カフェで失敗した際に助けてくれたフランス人男性ロラン(メーディ・ネブー)もいた。ロランが自分に好意を抱いていることを知ったシャシは、長い間忘れていたときめきに戸惑いながらも、仲間とともに順調に英語を学んでゆく。
やがて、夫に頼るだけの専業主婦から1人の人間としてのプライドに目覚めた彼女は、自信を取り戻し始める。
家族が遅れてニューヨークにやってきた後も、密かに通学を続けていた。だがある時、授業を受けている間に幼い息子がケガをしてしまう。
母親としての自覚や責任感に欠けていると自分を責めたシャシは、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。
それでも学校の仲間たちは、彼女を一緒に卒業させようと協力していたが、最終試験の日程が姪の結婚式と重なってしまい……。
※ここから先は、ネタバレ気にせず、思いつくまま、思うままに書いていきますので、ネタバレ等NGの方はお引き返し下さい。
観始めて、最初に思ったことは、シャシの美しさ。
なんて、美人!
目が大きくて、感情豊か!
劇中で、「ミルクのなかに落ちたコーヒーのひとしずく」というようなセリフで、シャシの瞳を表現しているんですが、なんとも絶妙な表現だな、と思いました。
美しい乳白色の白目と、瞳の縁取りやらキラキラした黒い瞳を表現しつつ、好意をにおわせるセリフに、内心うなってしまいました。
お話は、家族のなかでただひとり英語が苦手な、妻であり、母である女性が英会話を学ぶことを通して、自分の人生の扉をまた一つ開いていくというものですが。
英語が苦手な私には、冒頭からしばらく共感しきり。
たぶん英語が苦手な日本人には共感できる部分がたくさんあると思います。
アメリカに入国し、カフェに入ってコーヒー一つ思うように注文できず、どんどん精神的に追い詰められていくシャシの描写とか、リアルな感じがしました。
でも、そこで英会話を習いに一念発起するのがこの女性の芯の強さですね。
このお話の主人公、シャシは変な話、日本の良妻賢母タイプで、つらいこととか悔しいことを内側にためこんで、夫や子供に尽くしている、本当に身近な「お母さん」。
観ていて、もっと思ったことを言えばいいのに! なんて思って、焦れてしまったりも。
そういう意味では、シャシに想いを寄せるフランス人男性ロランが切ない。
彼は、最初からシャシにやさしく、尽くしていて、報われないとわかっていても、態度が変わることもなく。
とても素敵な男性でした。
シャシに協力してくれる姪っこも、英会話学校に行く協力をしてくれたりと、優しい良い子。
それだけに、シャシの夫とシャシの英語ができないことをからかって笑う娘が、ちょっと残念な存在に映ってしまう。
とはいえ、こんなことはどの家庭にでもある「普通」のこと。
夫サティシュだって、ひどい男なわけでなく、家庭的な普通の男性。ちょっとデリカシーに欠けた発言だって、女性目線でいえば「ヒドイ!」けれど、男性目線でいえば、「そんなひどいこと言ってないだろ?」ってなりそうなセリフばかり。
娘は、お年頃で、母親に甘えた八つ当たりだったり、ちょっとおちょくった発言だったりと、そんなやりとりは誰でも母親とあっただろうな、と思わせることばかり。
けれど、妻であり母である彼女は、その言動に傷ついて・・・
それを観ている私は、憤りつつも、普段の自分の母に対する態度を反省。
他にも、一緒に英会話を学ぶ人たちが個性のある人たちで、英語を学んでいるシーンも楽しくて良かった!
シャシの2人の子供のうちの息子のほうが、お年頃である娘と違い、まだまだ幼いため、お母さんっ子で、この男の子とシャシのシーンは、常に癒しのシーンでした。笑
とはいえ、最後のほうでこの息子くんがちょっとやらかしちゃうんですが。
この映画は、派手なアクションもなければ、ボリウッドらしい歌や踊りもなく、ただ丁寧に”日常”を映し、その”日常”のなかにある「新たな一歩」を描き出している作品だと思いました。
ボリウッドって、もっと派手派手なものばかりだと思っていたので、「これもボリウッドなの?」と半信半疑になりました。
素敵な裏切りです。
まとまらない感想になってしまいましたが、癒される、そして明日が少し輝いてみえる映画でした。
余談ですが。
公式サイトをのぞいて、ビックリしました。
シャシの年齢が・・・
年齢不詳すぎるよ、シュリデヴィさん!
公式サイト
http://madame.ayapro.ne.jp/
・あらすじ・
シャシ(シュリデヴィ)は、2人の子どもと多忙なビジネスマンの夫サティシュ(アディル・フセイン)のために尽くすインドのごく普通の主婦。
“ラドゥ”というお菓子を贈答用に販売するほど料理上手な彼女の悩みは、家族の中で自分だけ英語ができないこと。夫からは対等に扱われず、年頃の娘は学校の三者面談に来ることも恥ずかしがる始末。事あるごとに家族にからかわれて傷つき、やり場のない不満を抱えていた。
そんな彼女にある日、ニューヨークに暮らす姉のマヌ(スジャーター・クマール)から、姪の結婚式を手伝ってほしいとの連絡が入る。
家族より一足先に1人でニューヨークへ行くことになったシャシだったが、英語ができないためにカフェでコーヒーすら注文できず、店内をパニックに陥らせてしまう。
打ちひしがれた彼女の目に飛び込んできたのは、“4週間で英語が話せる”という英会話学校の広告だった。家族はもちろん、マヌたちにも内緒で通学する決意を固めるシャシ。
学校では、世界中から集まった英語が話せない生徒たちと出会うが、その中には、カフェで失敗した際に助けてくれたフランス人男性ロラン(メーディ・ネブー)もいた。ロランが自分に好意を抱いていることを知ったシャシは、長い間忘れていたときめきに戸惑いながらも、仲間とともに順調に英語を学んでゆく。
やがて、夫に頼るだけの専業主婦から1人の人間としてのプライドに目覚めた彼女は、自信を取り戻し始める。
家族が遅れてニューヨークにやってきた後も、密かに通学を続けていた。だがある時、授業を受けている間に幼い息子がケガをしてしまう。
母親としての自覚や責任感に欠けていると自分を責めたシャシは、卒業を目前に学校へ通うことを諦めてしまう。
それでも学校の仲間たちは、彼女を一緒に卒業させようと協力していたが、最終試験の日程が姪の結婚式と重なってしまい……。
※ここから先は、ネタバレ気にせず、思いつくまま、思うままに書いていきますので、ネタバレ等NGの方はお引き返し下さい。
観始めて、最初に思ったことは、シャシの美しさ。
なんて、美人!
目が大きくて、感情豊か!
劇中で、「ミルクのなかに落ちたコーヒーのひとしずく」というようなセリフで、シャシの瞳を表現しているんですが、なんとも絶妙な表現だな、と思いました。
美しい乳白色の白目と、瞳の縁取りやらキラキラした黒い瞳を表現しつつ、好意をにおわせるセリフに、内心うなってしまいました。
お話は、家族のなかでただひとり英語が苦手な、妻であり、母である女性が英会話を学ぶことを通して、自分の人生の扉をまた一つ開いていくというものですが。
英語が苦手な私には、冒頭からしばらく共感しきり。
たぶん英語が苦手な日本人には共感できる部分がたくさんあると思います。
アメリカに入国し、カフェに入ってコーヒー一つ思うように注文できず、どんどん精神的に追い詰められていくシャシの描写とか、リアルな感じがしました。
でも、そこで英会話を習いに一念発起するのがこの女性の芯の強さですね。
このお話の主人公、シャシは変な話、日本の良妻賢母タイプで、つらいこととか悔しいことを内側にためこんで、夫や子供に尽くしている、本当に身近な「お母さん」。
観ていて、もっと思ったことを言えばいいのに! なんて思って、焦れてしまったりも。
そういう意味では、シャシに想いを寄せるフランス人男性ロランが切ない。
彼は、最初からシャシにやさしく、尽くしていて、報われないとわかっていても、態度が変わることもなく。
とても素敵な男性でした。
シャシに協力してくれる姪っこも、英会話学校に行く協力をしてくれたりと、優しい良い子。
それだけに、シャシの夫とシャシの英語ができないことをからかって笑う娘が、ちょっと残念な存在に映ってしまう。
とはいえ、こんなことはどの家庭にでもある「普通」のこと。
夫サティシュだって、ひどい男なわけでなく、家庭的な普通の男性。ちょっとデリカシーに欠けた発言だって、女性目線でいえば「ヒドイ!」けれど、男性目線でいえば、「そんなひどいこと言ってないだろ?」ってなりそうなセリフばかり。
娘は、お年頃で、母親に甘えた八つ当たりだったり、ちょっとおちょくった発言だったりと、そんなやりとりは誰でも母親とあっただろうな、と思わせることばかり。
けれど、妻であり母である彼女は、その言動に傷ついて・・・
それを観ている私は、憤りつつも、普段の自分の母に対する態度を反省。
他にも、一緒に英会話を学ぶ人たちが個性のある人たちで、英語を学んでいるシーンも楽しくて良かった!
シャシの2人の子供のうちの息子のほうが、お年頃である娘と違い、まだまだ幼いため、お母さんっ子で、この男の子とシャシのシーンは、常に癒しのシーンでした。笑
とはいえ、最後のほうでこの息子くんがちょっとやらかしちゃうんですが。
この映画は、派手なアクションもなければ、ボリウッドらしい歌や踊りもなく、ただ丁寧に”日常”を映し、その”日常”のなかにある「新たな一歩」を描き出している作品だと思いました。
ボリウッドって、もっと派手派手なものばかりだと思っていたので、「これもボリウッドなの?」と半信半疑になりました。
素敵な裏切りです。
まとまらない感想になってしまいましたが、癒される、そして明日が少し輝いてみえる映画でした。
余談ですが。
公式サイトをのぞいて、ビックリしました。
シャシの年齢が・・・
年齢不詳すぎるよ、シュリデヴィさん!
Posted by 夜更 at 20:49│Comments(0)
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